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お知らせ

「地理総合」国際交流プロジェクト(第2回)を実施しました

ニュースイベント

12月2日(火)、3年生「地理総合」の授業にて、「国際交流プロジェクト(第2回)」を開催しました。

9月に実施した第1回交流では、生徒が4名の留学生と英語で対話し、世界の文化・価値観に触れ、多様性への気づきを得る時間となりました。
そこで第2回は、その学びを一歩深め、生徒が自ら考えた問いをもとに “留学生と、もっと対話する” ことをテーマとした発展的プログラムに取り組みました。

■ 全体会①

生徒代表が今回の趣旨を説明。
NPO法人九州海外協力協会、JICA職員の方々、そして九州大学で学ぶ4名の留学生が紹介され、生徒たちは9月の経験を思い出しながら、やや緊張した面持ちでセッションに向かいました。

■ セッション1・セッション2:留学生と「深める対話」へ

今回の特徴は、生徒自身が 事前アンケートで選んだ2名の留学生 と対話できる点です。

第1回の学びや、これまで授業で扱った「地球的課題」「生活文化の多様性」に関する内容を踏まえ、
生徒たちはそれぞれが持つ疑問や関心を、英語で必死に伝えていました。
「教育の違いについてどう思う?」
「あなたの国で今課題になっている問題は?」
「宗教と日常生活の関係は?」
など、多彩で高校生らしい素朴な問いが次々と生まれ、対話はどの教室でも温かく、真剣な雰囲気に包まれていました。

留学生から語られる等身大の言葉は、生徒たちにとって「教科書では得られないリアルな世界」。
生徒の表情からは、驚き・関心・共感など、多様な反応が見られました。

■ 全体会②

最後は体育館に再集合し、留学生・NPO職員の方々からコメントをいただきました。
「皆さんの質問の質が高く、対話がとても楽しかった」
「今日の学びを、ぜひ今後の進路や生活にも活かしてほしい」
など、温かいメッセージが贈られ、生徒代表が感謝の言葉を述べて終了しました。

■ 生徒の成長が見えた授業

どの会場でも振り返りの声が印象的でした。

「前回より英語が通じた気がして嬉しかった」

「世界の課題を“自分ごと”として考えられるようになった」

「もっと海外の話を聞きたいと思った」

今回の交流を通じて、生徒たちは「世界と向き合う視点」と「自分の言葉で伝えようとする姿勢」を一段と育むことができました。