1月26日(月)に、防災講話を実施しました。
災害や防災への関わり方について理解を深めるとともに、福祉や防災に対する意識向上を図ることを目的として行われ、2年福祉類型および「防災学」選択者を対象に実施しました。
講師としてお迎えしたのは、社会福祉法人朝老園 特別養護老人ホーム朝老園の介護福祉士であり、福岡県災害派遣福祉チーム(福岡DWAT)の一員としても活動されている永田 奈緒 様です。実際の災害支援の現場における経験を踏まえ、現実味のあるお話をしていただきました。
講話では、防災におけるコミュニケーションの重要性について強調されました。防災というと知識や技術が注目されがちですが、現場で最も力を発揮するのは人と人とのつながりであること、自分から「助けてください」と声を上げること、周囲に「大丈夫ですか」と声をかけられる関係性が、災害時には命を守る大きな力になることが語られました。そのためにも、日頃から互いの名前を知り、今日の出来事を共有するような小さな交流を大切にしてほしいというメッセージが印象的でした。
また、ボランティアに対する考え方についても触れ、「自分には何もできない」と感じて行動をためらうのではなく、被災地の現状を自分の目で見ること自体が、ボランティアの第一歩であること、被災者の話し相手になることや、スコップ一杯の泥をすくうことも立派な支援であると言えるそうです。災害を他人事として捉えず、自分に何ができるかを感じ、行動する勇気を持ってほしいと伝えられました。
さらに、日常生活における備えと行動の大切さについても「災害はいつ起こるかわからないからこそ、スマートフォンやSNSに頼りすぎず、日頃から対面でのコミュニケーションを大切にすること」、その重要性が示されました。講話の最後には、「今日帰宅したら、家族と『もし被災したらどうするか』『どこで待ち合わせるか』といった具体的な話をしてほしい」と呼びかけられ、生徒一人ひとりが防災を自分事として考えるきっかけとなりました。
特別なスキルがなくても、日頃のつながりと、まずは一歩踏み出して行動してみることが防災につながる――今回の講話は、福祉と防災の視点から、私たちの身近な生活を見直す機会となりました。
生徒の感想
【福祉類型】
介護福祉士は高齢者や障害者の介護だけでなく、災害の際のボランティアや、支援など防災にたくさん関わっているということがわかった。このような仕事をするうえでやっぱりコミュニ ケーションはとても大切なことなんだと改めて感じました。私はコミュニケーションを取ることが苦手なので、今学校でスマホばっかり使うのではなく友達や先生とコミュニケーショ ンを取って行こうと思いました。
災害はいつ起こるかわからないので、いつ災害が起こってもいいように防災グッズを用意したり、避難場所をしらべたり、どこに避難するか決めておくなどの準備をしていきたいです。
【防災学選択者】
ミュニケーション能力の大切さを改めて理解することができました。今のうちからコミュ ニケーションを大切にして、ボランティアに行ったときに一人ひとりに寄り添うことができるようになりたいです。また、ボランティアに行くことも大切だとわかったので、積極的にボランティアに参加していきたいです。
今回の講話を通して、あらためて防災について考えることができました。実際に被災地域の映像や写真を見て、被災地のリアルを学ばせてもらいました。僕達が住んでいるところは地震よりも、豪雨や台風などの災害に多く見舞われる場所なので、家族とも、もう一度避難 場所の確認や、防災グッズの製作など、自分にできることは最大限やっておきたいと思いました。







