高校2年生、未来を見据え 「インターンシップ」 に挑戦
11月6日(水)~11月8日(金)の3日間、朝倉光陽高校2年生の生徒たちが、将来の進路を考える重要なステップとして、複数の企業でインターンシップを行い、実社会での実務を経験し、職業観を深める貴重な機会となりました。各企業での3日間の体験を通じて、働くことの意義や職業のやりがいについて学ぶことができました。生徒たちは、それぞれの現場で実際に業務に触れることで、教室では学べないリアルな社会の仕組みを肌で感じることができました。
このプログラムでは、単に業務を体験するだけでなく、学校での事前学習で学んだ「社会人としての基本的なマナーや心構え」も実践しました。挨拶の重要性、報告・連絡・相談の徹底、時間厳守の大切さなど、働く上で欠かせない基本的なスキルについても指導を受けました。インターンシップを通じて、生徒たちは多様な職業についての理解を深めることができました。例えば、製造業の現場では、製品が完成するまでに多くの人々の努力と知識が関わっていることを学びました。また、顧客対応を体験した生徒からは、「相手の立場に立って考えることの大切さを学びました」との感想が寄せられ、仕事を通じた人との関わりの重要性を実感した様子が伺えました。実習後に企業に送ったお礼状には、「最初は緊張しましたが、職場の方々が優しく声をかけてくださり、次第に自信を持って仕事に取り組めるようになりました」と語る生徒も多く、初めて社会に出ることの不安を乗り越える経験を得ることができました。
将来の目標設定に役立つ実体験
インターンシップは、生徒たちが自分自身の将来の目標を見つけるための一助となるもので、インターンシップ終了後の振り返ると、今まで漠然としていた進路のイメージが具体的になり、進学先や就職先を真剣に考えるきっかけになっています。
地域と学校の連携
インターンシップは、学校と地域の企業が連携して実現したものです。朝倉光陽高校は、「ボランティア活動」や「販売会」等を通して特に地域とのつながり(リンク先に移動:ボランティア活動の記事)が強い学校です。このような相互交流を通じて、生徒はより朝倉地域の良さを認識し、将来の地域貢献にもつながっています。
経験を未来への一歩に
「高校2年生」は将来を真剣に考え始めるタイミングで、インターンシップを経験したことは、生徒たちにとって大きな財産となりました。「働くこと」の意味を体感し、自分自身の可能性を見つけるきっかけを得た彼らは、今後の進路選択に向けて大きな一歩を踏み出しました。このような実践的な学びの場が広がり、多くの生徒が自分の未来を切り開く力を身につけていくことを願っています。