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1年生「自立と協働を学ぶ体験活動②」を実施しました

ニュースイベント

令和8年5月15日(金)、1年生を対象に「自立と協働を学ぶ体験活動②」を実施しました。

今回の活動では、杷木地域の現状について学び、地域の課題を自分事として考えることを目的に、防災に関する講話やワークショップ、杷木寒水地区の散策、班別での発表資料作成に取り組みました。

本校は、平成29年の九州北部豪雨災害により大きな被害を受けた地域にあります。そのため、災害の記憶を風化させず、命を守る力を育てることを大切にしており、本校独自の科目である「防災学」など、日頃から災害や防災について学ぶ機会を設けています。今回の体験活動も、そうした本校の特色ある学びとつながるものであり、生徒一人ひとりが地域の防災を自分ごととして考える貴重な機会となりました。

午前中は、一般社団法人Campより講師の先生方をお招きし、防災に関する講話をしていただきました。災害時に必要となる考え方や、地域の中で自分たちにできる行動について学び、生徒たちは真剣な表情で話を聞いていました。その後のワークショップでは、講話で学んだ内容をもとに意見を出し合いながら、防災について理解を深めました。

午後からは、杷木寒水地区を実際に散策しました。生徒たちは地域の様子を自分の目で確かめながら、防災の視点から危険箇所や地域の特徴について考えました。また、当時被災された方の講話を、実際に被災された場所で聞くことができ、生徒たちは当時の災害の様子や被災された方々の思いについて、より鮮明に理解を深めることができました。現地では、すでに建て替えが行われている場所や新しく整備された場所も多く見られましたが、一方で、災害の痕跡が今なお残る場所もあり、生徒たちは当時の被害の大きさや復興への歩みを実感しながら学ぶことができました。普段何気なく見ている地域についても、防災という視点をもつことで、新たな気づきにつながりました。

散策後は、各班に分かれて防災についての発表資料を作成しました。講話やワークショップ、地域散策で学んだことを整理しながら、班員同士で意見を出し合い、協力して資料作成に取り組む姿が見られました。

今回の活動を通して、生徒たちは地域の現状を知るとともに、災害への備えや自分たちにできる行動について考える機会となりました。