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2年生 総合実習【資源科学類型】

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研究成果

「資源の活用」という観点から、地域の観光資源でもある「温泉水」に着目し、温泉水を農業に有効活用できないかと考え、3年前から研究を始めました。2年生が総合実習の授業でトマトの温泉水を使った栽培研究をしています。

【生態調査の結果】

【糖度測定の結果 糖度8゜】

【成分分析の結果 ビタミンCが増加】

研究結果(まとめ)

草丈(くさたけ)・葉数(ようすう)・花房(かぼう)数など生育の状況も良好で問題なく生育できることがわかりました。また、専門機関に依頼し、トマトの成分について、分析していただいた結果。一般的なトマトに比べて100gあたりに含まれるビタミンCが30mg、リコピンの量が3.4mg、ビタミンCについて通常のものより1.5倍と多いことが分かりました。

以上ことから、温泉水での栽培は、味だけでなく栄養価の向上にも繋がる可能性があることが分かりました。生徒もこの結果に驚いていました。生徒はこの研究を最後までやり遂げ温泉水の新たな利活用のヒントを得たようです。